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よ~かん

Author:よ~かん
特徴:何でもよく拾う
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種別:弱蒐集人
居所:海の縁に現れる

空白行を作る
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2015/05/31//Sun * 17:17
●○キスミー特殊香水

キスミー特殊香水01
Canon EOS Kiss X2 + EF70-200mm F4.0L IS USM

一見、香水壜のような何か。一体これは何だ?と思いきや、そのまんま香水壜
でした。何というどんでん返しか! 以前UPしたオペラマニキュアの壜の情報
を調べていた時、オペラと共に行き掛けの駄賃的にこの壜の素性が判ったもの
だから、正に一兎を追っていたら二兎を得た!っていう感じですか?


キスミー特殊香水02
Ricoh GR DIGITAL Ⅲ

取得地:神奈川県藤沢市 2014/09/17

ちょうど海岸線に向かって歩いていて、前方に何か小さな物体を発見。コレが
どうやら壜らしいと判るまでに近づいた時、海岸線に沿って足早に歩いて来る
お兄さんが右側に出現。明らかにこの壜らしき物体に到達するまでは私よりも
速そうで、しかもほぼ壜のあるところを通りそうだったので、嗚呼踏まないで!
拾わないで!と心の中で叫びました。結果お兄さんは壜のすぐ傍を通り抜けて
行ったのです。危なかった・・・ 拾われるのはまだしも、踏まれるのだけは
勘弁して欲しい。。もしかしたら数十年も壊れずに過ごせていたのに、そんな
ことで壊れてしまうのは哀し過ぎるし。拾わないで!と心中で叫んだのは私の
都合です(泣) 何しろ小さな壜とはいえ、何もない砂上にベツタリと目立って
落ちていたので、壜を拾っている人なら間違いなく気が付くところをそのまま
通り過ぎたということは、コレに何の関心もなかったのでしょう。写真を見て
いただくと判りますが、すぐ近くに靴跡。これが件のお兄さんのヤツ。離れて
いるように見えても、実際はかなりギリギリでした。拾い上げてみると、蓋が
閉まっているのにも拘らず、中には砂がギツシリと入ってました。そのために
その場では玩具系の壜なのかな?って思ったりしました。砂で絵が作られてる
ようなお土産に有りがちな壜です。まあそれにしては砂がどうみてもこの場所
の砂にしか見えなかったのですけど。しかし何故、蓋がキツチリ閉まっている
壜の中に砂がギツチリ詰まっていたのでしょうか。自然的になるのは少々考え
難いと思うんですが、意外と自然界はこんな悪戯をしたりするんでしょうか。
自然界の悪戯でなかったら、何でこんな小さな壜にワザワザ砂を詰めてまた蓋
をして捨てる等したのか。砂を入れるのだって結構大変だと思うのです。私の
中では中々な謎の一つです。

そしてこの砂が結構問題で、洗うのに大変往生しました。口が小さ過ぎて幾ら
振っても全然出て来ないのです。幾ら振っても出て来ないので、右手で振って
は疲れて左手に持ち替えて左手で振っては疲れて右手に持ち替えて右手で振り
・・をバカみたいに繰り返し、翌日には両腕が筋肉痛になりました・・・
アノ光景は絶対に人には見せたくない光景の一つですね。で、すっかり途方に
暮れてしまい、逆さにして水中に突っ込んだところ、なんと!砂が砂時計の砂
のようにスルスルと落ちて行くではありませんか! 一体何の原理なのか判り
ませんが、こんな簡単な方法で砂を出すことが出来るとは・・・ 時間は少し
かかったけど、きれいに砂は全て出てしまったのでした。たかが5cm程度の壜
を両方の腕でいつまでも無心に振り続けるという、あの永遠な時間は一体なん
だったんでしょうか・・・


キスミー特殊香水03
Canon EOS Kiss X2 + EF50mm F1.8 II

正面から。透明な小壜です。海モノらしい擦れがありますが、他は特に欠けや
傷はありません。非常に小さな気泡が少しだけある感じ。


キスミー特殊香水04
Canon EOS Kiss X2 + EF50mm F1.8 II

上と下から。口は非常に小さいです。前述の通り砂を出すのにも一苦労。中を
擦りたくてもブラシとか全く入りません。よって中の掃除は液体を入れて振る
位しかしていません。見ての通り妙に薄いカクカクした平べったい壜です。
底の真中ら辺に四角く窓が切ってあって、その中に何かロゴみたいなマークが
陽刻されています。


キスミー特殊香水06

写真では判らないと思うので絵にしてみましたけど、酷い出来です(泣) まあ
でも何となくこれで察して下さい(泣) 太さが不均一なのは私が下手だからで
あり、全て太さは均一です。真中を通っている棒みたいのは、バトンみたいな
形状と思っていただければ。この壜を拾ってしばらくはこのマークだけで全然
調べようがなくて正体が判明しませんでしたが、トップでも書いたように別の
壜を調べていて偶然正体が割れました。1950年に発売された株式会社伊勢半
「キスミー特殊香水」の壜でした。何せ女子とはもっともかけ離れたところに
位置する生物である私には、伊勢半の名前を見てもあまりピンと来なかったの
ですが、女子なら「伊勢半?ああ! キスミー?ああ!」とか判るものなので
しょうか。因みにこの壜の蓋は渋い茶色っぽい色をしていますが、本来は金色
でピカピカ。ゴージャスな感じでした。メッキが剥げるとこんな状態になって
しまうんですね。伊勢半グループの歴史を見てみると、発売時の写真と広告が
あるので、興味があれば是非!

株式会社伊勢半の歴史はかなり古く、1825年(江戸時代!)に創業となってます。
紅の製造卸から始まって、メイクアップ製品などを手掛ける化粧品メーカーと
して現在も超現役です。
キスミー特殊香水は、1950年に発売。香水は熟成にかなりの期間を必要とする
らしいのですが、この特殊香水は超音波を使ってその期間を短くするのに成功
したらしく、現在も社歴の中で会社を代表する商品として位置づけられている
とか。その割には相変わらずいつまで製造されていたのかは判りませんでした。
ホントこういうのを調べていていつもモヤモヤします。社歴には○○~○○年
まで製造っていう風に記して欲しいと、壜を集めている人なら思ったりするの
ではないでしょうか。

※ネットで調べた結果、この香水の発売年が1949年だったり1950年だったりと
 幾つかのページで喰い違いがあって、どちらがホントなのかは判りませんが、
 伊勢半の歴史ページで1950年になっているので、そちらでいいと思いたい。



キスミー特殊香水05
Canon EOS Kiss X2 + TAMRON SP AF90mm F/2.8Di MACRO1:1

流石に砂がギツシリ入っていただけあって、キツチリと銀化していました。
しかも壜の内側をほぼ全部です。写真でも中々その銀化具合が捉えられている
かと。実はこれでももう一つ微妙なんですけどね。一昔前、人々の鼻を楽しま
せてくれた小壜が今は人の目を楽しませてくれるとは、中々お洒落ですよね。


>> 2015/06/03 18:57
パッと見でキスミーだな、と思った私は女子でしょうか。
年代がズレているので、私の場合は、
ただの化粧品ビン馬鹿ですね(笑)
子供の頃に一世を風靡していた香水は
イヴ・サンローランのベビードールでした。

キスミーについてまともに調べたことがなかったので、
伊勢丹の香水だったんだ!
という事を今ここで初めて知りました(恥)
比較的新しい物だったり、よく見る物は調べものの
優先順位が低く、後回しにしがちです。反省。

砂が入っていたのは本当に不思議ですね!
遊びに来た子供が詰めたんじゃないでしょうか(笑)?
それか、微細な砂が長い時間をかけて溜まっていったか……
密封状態に見えても液漏れしている香水ビンもありますし。
わずかな隙間のせいかもしれません。
銀化の写真、すごく綺麗に撮れていて感激です!


>> 2015/06/05 06:42
>黒猫チャックさん

いやあ流石です。私なんかこの壜に砂が入っていたため、香水壜とすら思わず、何かの玩具系とかお土産用のガラス製品?とかそっち方向に最初行ってしまっていた位です(笑)
黒猫チャックさんの場合、化粧品壜を集めるという時点で既に女子らしいじゃないですか♪

伊勢半は現在もキスミーのブランドがあるから、それが前面に出ていたらキスミーが伊勢半という会社のものだとか知らないってのも不思議じゃなさそうですね。ただ、伊勢半が現在も香水を出しているのかはよく分からなかったですけど。

砂の件は、ホント不思議です。
確かにいい大人がこんな面倒なことをするってのも変な気がしますし、案外子どもの仕業なのかなあ。中に入っている砂は、落ちていた海岸の砂にソックリだったので、いたずらだったらこの場所、もし自然にそうなったのならやはりこの場所に長く眠っていたのかもしれません。
銀化はどうしても手に持ってコロコロ角度を変えてみるのが一番きれいなんですけど、今回のは割りとよく撮れました。ありがとうございます。

>> 2015/06/13 23:11
★06/11 11:38 コメントいただいた鍵拍手様

拍手ありがとうございます! 同じような時を過ごしたってのは、かなり好きっていうのと関係が深そうですね♪ やっぱり何十年もずっとどこかにあったモノと出逢うのは嬉しいです。









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