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よ~かん

Author:よ~かん
特徴:何でもよく拾う
性格:熱いモード
種別:弱蒐集人
居所:海の縁に現れる

空白行を作る
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2014/11/26//Wed * 01:04
●○ボトルシヰアター

ボトルシヰアター01
Ricoh GR DIGITAL Ⅲ

「小さな壜の博物館」を謳っているその空間に一歩足を踏み入れた時、これは
博物館なんかじゃない、何か別の空間だ世界だ。とか、そんな風に思ったもの
です。何というんでしょう、人に見せるための展示というモノとは違う、壜の
居場所、みたいな雰囲気というか・・・

ボトルシヰアター。多分、壜好きな方なら一度は訪れてみたいと願う聖地なん
じゃないかと思います。が、訪れたいと思っても肝心のボトルシヰアターWeb
ページには、どうやってアクセスしていいのか記載がどう見てもないっぽいし、
色々調べると完全予約制のようで、気後れして中々機会を作れなかったのです。
ところが先日、以下のような出来事があり、遂に行って来ました!

壜集めをしている私にとって、関連の資料や本は、必要不可欠のものです。
歴史を探るのにも重宝するし何より見ていて楽しいし。そんな訳でそういった
本たちや、びん展とかで作成された図録とかを、暇を見つけては探していたり
します。でも壜関連の本は思ったよりも少なくて、探すのも結構大変・・・
で、そんな壜本の中でも、間違いなく王の部類なのではないかと思われる本が
あります。その名を「原色日本壜圖鑑」。このブログにもチラホラ名前が出て
来る、びん博士が、現在執筆を続けている壮大至極な壜本ですが、その存在を
知った時、是非手に入れたいと思いました。でもこの本、通販とかしてないし
入手方法を探っていたのですが、今年八月の骨董ジャンボリー内で特別びん展
(びん博士&アダチヨシオ氏)を開催するというじゃないですか。もしかしたら
この会場でこの本を販売しているのではないかと、期待をして見に行きました。
そうしたら見事思惑は当たり、販売していました! しかも見本に一セットが
置いてあります。パラパラと捲るとその壮大な内容にワクワクです! しかし
その値段も壮大であり、しばらくその前でフリーズ。散々迷った末、ええい!
行っちゃえ!とばかりに壮大な決意をしたのでした。原色日本壜圖鑑は小冊子
の形式になっていて、この時点で表紙、0~3巻まで販売されていました。受付
の方に全部購入したいことを伝えると、残念なことに3巻だけは在庫がなくて、
しかもこの本は大半が手作りのため、お渡し出来るのに時間がかかりますとの
ことでした。そんな訳で八月の時点で予約をしたのでした。

予約をしてから三ヶ月が経過した頃、つまり11月初旬ですが、びん博士の奥様
から「本が出来ました」と連絡がありました。その時、受け渡しをどうするか
の話になったので、それならボトルシヰアターまで取りに行きますので、見学
も出来ますか?とお伺いしたところ、快く承諾をいただけたのでした。前置き
が少々長くなり過ぎましたが、このようにして、ボトルシヰアターを訪問する
ことになったのです。


ボトルシヰアター02
Ricoh GR DIGITAL Ⅲ

さてその当日。一つ問題がありました。それはまだ、びん博士と一言も話して
いなかったこと。図鑑を予約した時も別の方だったし、見学のお話と日程調整
も博士の奥様としか話せていません。もの凄い楽しみではあったけど、緊張感
もハンパじゃなかったです。目的地が近づくにつれて、どんどん不安になって
来ました。こんなびんド素人が、びん博士と二人きりで何を話せばいいのか?
そうして遂に目的地に到着。そうしたら、なんとびん博士が、家の前で何やら
植木とかの手入れをしています。ひぃ、心の準備が!と思う間もなくびん博士
と目が合ってしまい、思わず「こんにちは」と間抜けな第一声を発してしまい
ました(笑) ・・・間抜けなご挨拶後、博士の後をついて行き、ついに念願の
ボトルシヰアター内へ! しかし、特に看板もなく、場所も閑静な住宅街の中
だし、シアターの建物も全く外観から判別出来ません。博士から「鍵を開ける
のでここで待っていて下さい」と云われ、待っていたのですが、その目の前の
扉が開くまで、ここが入口だと思っていなかったので驚きました(笑)


ボトルシヰアター03
Ricoh GR DIGITAL Ⅲ

そうして一歩館内に入った途端、クラクラしました。一般の博物館と認識する
モノは、整然と展示物が並んでいたりして、つまり見る者のために展示されて
いるという感覚だと思いますが、ここは違います。いきなり扉を開けて足元に
直接壜びん瓶・・・ちょっと躓いたら大変なことになってしまいます。直角に
曲がる幅一人分の通路以外は全て壜か壜を置く台、棚で構成されていて、通路
以外には一歩も入れません。建物はそんなに大きくないのですが、圧倒的な壜
の光景が襲って来ます。


ボトルシヰアター04
Ricoh GR DIGITAL Ⅲ

とにかくもう別の世界。異世界。ガラスという壊れ易いモノで構成されている
物体でこうも大量に取り囲まれていると、緊張感も相当あって不思議な空気感
が漂っている感じです。まずここで圧倒されて、博士にお会いする前に抱いて
いた不安感はいっぺんに吹っ飛んでいました。ただ、こうまでたくさんの壜が
あるとそれ自体が一つの塊として認識してしまい、一つ一つがどうのっていう
気分でなく、正直どんなレアそうな壜でも、この壜ってどんなモノなんですか?
的な質問をする気力もなくなってしまった程でした。


ボトルシヰアター05
Ricoh GR DIGITAL Ⅲ

この部屋で写真を撮らせていただいたり、博士のお話を伺ってから、それでは
二階でお話ししましょう!と二階へ。この建物の二階は博士の研究スペースと
なっていて、壜もたくさん置いてありますが色々な資料がたくさんあり、ここ
もとても魅力的な空間でした。あ、この写真は一階のものであり、二階の写真
は載せてません。

たくさんお話をしました。博士のお話はとても面白く、人柄も滲み出ているし
しかも熱い! 本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。やはり図鑑の
ことで今回お伺いしていることもあり、図鑑のことが話のメインになりました。
図鑑制作でご苦労されていること、中に掲載している写真の拘り等々、アッと
いう間に時は過ぎて行きました。中でも印象的だったのが、ある神薬の壜の話
で、自分はその壜を持っていないと思っていてその資料だけを図鑑に掲載して
制作し完成後に実は持っていたことが判明し、後の祭りだったっていうお話。
壜を持ち過ぎているとこんなこともあるよねって(笑) 写真に関してもプロの
方にお願いもしているが、写真の雰囲気がやはり自分の意に沿わないと自分で
撮ってしまいますって仰ってました。


ボトルシヰアター06
Ricoh GR DIGITAL Ⅲ

そして今は第4巻を制作中だがかなりの大作であり、まだ暫く完成まで掛かる。
で、結局第5巻が先に出来てしまった。そしてそのテスト版が届いたばかりで
しかもそのテスト版を直すところはなく、じゃあこれで決定、つまりテスト版
だけど完成品というのが二冊あるので、もしよろしければその内の一冊を譲る
ことは可能ですが如何ですか?とのお話が。という訳で私が出来たての第5巻
の第一番目購入者になってしまいました。博士の著書「びんだま飛ばそ」内の
「わからないびん」にある「水分採取器びん」の正体が、この第5巻で明らか
になっていますよ。

最初は一体博士と二人きりで何話すればいいのか?(泣)なんて思っていたのに、
気がついてみればあっという間に時間が経ってました。結局壜を見ている時間
よりも話をしている時間の方が圧倒的に長かったです(笑) 博士にお会いして
からボトルシヰアターのドアを閉じるまでの約三時間弱、貴重な体験をさせて
いただきました。あと、これも書いておきたい。奥様もとてもいい方でした。
奥様とは日程調整で何度もお世話になっていましたが、とても優しい人当たり
で、初めて連絡した時はホッとしたものです。

お別れ時。博士は、体調を崩されてからはあまりフィールドには出ていないと、
少々寂しそうでした。「今度一緒に(壜を)掘りに行きたいですね」と、最後に
声をかけていただいたのが、とても嬉しかったなあ。


>> 2014/11/26 09:22
とっても読み応えがあって一気に読んでしまいました^ ^

そういう経緯があって 行くことが出来たんですね♬
よ〜かんさんの興奮ぶりが伝わってきましたよぉ〜!!

確かに… 博物館ではなく ビンの居場所と言うのが似合う
そんな空気感を感じますねぇ〜(´▽`)ノ

そして ビン博士が持つ雰囲気は 人の緊張をほぐすような〜
お人柄は とても不思議ですよね^ ^
ほっこりと温かみを感じ感じるんです… きっとこの方って
誰にも分け隔てなく こんな風に優しく接するだろうなぁ〜て♬

ビン博士が最近はディギングをしてない話は…
私も聞きました〜(・ω・)ノ
結構 体力を使うから年齢的にもキツイと… 確かに寂しそうでした ( ´ω ` )

>> 2014/11/26 12:59
ついに行かれましたか。僕も去年の夏に行ったんですが、その時に壜図鑑を予約したものの音沙汰ありませんので電話しなきゃいけませんね。
確かにあそこに行くと壜がありすぎてじっくり見ることはありませんでした。壜よりも博士のお話が興味深かったです(笑)

>> 2014/11/27 12:58
うわーすごい!うらやましい!
ガラスビンが純粋に好きなら良いんですが、私の場合、
ラベルも好きだし和物だけじゃなく洋物も好き、
しかも化粧品ばかり集めるような半端者なので、
博士と相対するのは気が引けます。
でもでも、とても魅力的な空間、人柄なのが伝わってきて、
ますます興味が湧きました。
勇気が出ませんが、是非とも行ってみたい場所の1つですね~
貴重な体験レポありがとうございます!

>> 2014/11/27 21:55
★11/26 08:56の鍵拍手様

そうなのです、ホントに至福の時間でした。
第五巻は、全てがこの水分採取器ではないんですが、全てヌカミソ関係で構成されています(笑) 有名な壜もいいですけど、こういうジャンクなモノは堪りませんね~

>> 2014/11/27 22:52
>shizuさん

ありがとうございます!
やっぱり興奮具合が伝わりましたか?(笑)
そうなんです、ここは人のための場所じゃなくて、壜のための場所なんじゃないかって思うほどでした。shizuさんも博士にお会いになっているから分かると思いますが、本当に優しいお人柄な方です。そして、奥様は、博士よりもちょっとやり手な印象なんですが、やっぱりすごくいい方でした。

残念ながら文章は最初に力を入れ過ぎて後半尻すぼみになってしまって、肝心の博士との会話内容がアッサリ目に終わってしまいました・・・
最近博士は全然フィールドに行けてないとお話されましたが、今度大阪まで掘りに行くんですよ!と嬉しそうでしたよ。どんな成果だったんでしょうか。

shizuさんも機会があれば是非シアターへ♪

>> 2014/11/27 23:00
>ボトルソードーさん

遂に行きました!
っていうか、ボトルソードーさんも既に大分前に行かれていたんですね。流石です。
壜図鑑は・・流石に忘れられていますね・・・ あの本、大半が手作りだし、そんなに量産は出来なさそうなので、とても欲しかったのです。

やっぱりアレだけの量だと、個々のことがどうでもよく思えてきます(笑)
結局殆どが博士との会話になりましたが、とても楽しかったです。

>> 2014/11/27 23:10
>黒猫チャックさん

いやいや、ハンパモンなんて云ったら、私の方が酷いものです。海であまり珍しく無さそうな壜ばっかりしかもなんでもかんでも拾ってるし(笑)
黒猫チャックさんのように目標を決めて集める方の方が拘りを強く感じますよ~ そして博士はどんな方でも多分問題なく受け入れてくれるような気がします。会う前まではすごい不安だったけど、実際はアっという間に時間が過ぎたほどでした。黒猫チャックさんも博士にお会いすればきっととても楽しい時間を過ごせると思いますよ♪ 一人では・・というのなら複数の方で行けばいいのです。でもどんなに多くてもあの場所には三人でもきつい気がしますが(笑)
機会が作れるのなら是非!

そうそう、アノ壜は「びんだま飛ばそ」の106ページに載ってます。そのページにその壜一つだけで載ってるからすぐに分かりますよ。

>> 2014/11/29 17:39
すごい、異次元のような空間ですね。
私も一日中眺めて過ごせそうです。
お宝ばかりですごぉい!!
欲しいなぁって思う形のものばかりでした。
長年好きで集めたパワーが凝縮された空間ですね。
何事も極めるってすごいことですね。

堪能させてもらいました。

>> 2014/11/30 21:53
>☆にぁ☆さん

まさに異次元空間でした。
なんというか個々の個性ある壜たちが一つの塊のような感じで迫って来るんですよね~
しかもケースに入っていない壜もメチャクチャ多く、実際に手にとって見たりすることもある程度出来ました。
ホント、間違いなく博士は壜の世界においては比類なき・・っていう感じでしたよ。壜以外の棚とかも心憎かったです。









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