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よ~かん

Author:よ~かん
特徴:何でもよく拾う
性格:熱いモード
種別:弱蒐集人
居所:海の縁に現れる

空白行を作る
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2018/04/04//Wed * 23:32
●○五勺 全乳

五勺 全乳01
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

そして二つ目に行きます。正直、嬉しいを通り越して驚きの一品。こんなのを
果して私なんかが拾ってしまってもいいのであらうか。何か悪いことが起きる
のではあるまいか。駅を歩いていて向こうから来た人を避けようとお互い同じ
方向に動いてしまうことを二回も繰り返しお互いに苦い笑い。とか。
・・・という位、私がエンボスの入った古い壜を拾うことって珍しいのですよ。
これまで拾った歴代の壜の中では、間違いなく五指に余裕で入るオオモノです。
コレをきっかけに、何か間違ってこんなオオモノばっかり連発して遭遇すれば
いいのにな・・・

そんな訳で、機械栓の牛乳瓶です。瓶の反対側にも文字がエンボスされており、
手前と重なってしまって見難いので、絞りを開いて反対側の文字をぼやかして
みたけど、これでも少し見難いですね・・・ 「五勺 全乳」って文字です。


五勺 全乳02
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

裏返すと、「戸崎(恐らく右書き) 愛永舎」という文字。上手くない文字配置
とかが昔っぽくて愛おしさ十二割増しです。「崎戸」より上に何か文字があり
ますが、これは反対側の「五勺」です。


五勺 全乳03
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

斜めにも撮ってみました。これはちゃんと反対側も判るように、絞りを絞って
撮っています。このような壜の写真を撮る場合は、大体この位の絞りですね。
トップ写真は絞りを開いて「全乳」の辺りにピントを合わせていますが、もう
これだけで上の口の方のピントが外れて甘くなっています。そうなると折角の
壜のクリア感が損なわれてしまって大変勿体無いので、普段はそんなに絞りを
開けません。何か写真を撮る人みたいな文章になっていますが、まあとにかく
エンボスの配置がこれで判り易いのではないのですか。
しかし、これが牛乳瓶って、調べて判った時はビックリでした。およそ馴染み
のない形状で量も少なさそうだし・・・ まあ形状で云えば、以前shizuさん
からいただいた、守山牛乳の瓶にもビックリしましたけどね。ジュースの瓶に
しか見えないし。


五勺 全乳04
Ricoh GR DIGITAL Ⅲ

取得地:千葉県木更津市 2018/03/07

この日、前回記事のレートクレーム壜を見つけ、大変ウキウキしながら歩いて
いた訳ですが、まさかこの後真の驚きが待っていようとは。どうですか、この
無防備な打ち上がり方は。見つけた時は、やはり古そうなオーラが漂っていた
ために血糖値が跳ね上がって危うく電光石火の如く拾い上げそうになったけど、
思い切り堪えて写真を一枚程。ふんわりと落ちていた感じです。この後は独り
祭りが開催されました。ギャースギャース喧しいことこの上ない。ひとしきり
騒いだ後は、ヒビとか入っていないでおくれ~とお祈りモードに突入。傍から
見ていると多分に見苦しいことこの上ないのですが、何年浜拾いをしていても
この瞬間の感動は薄れないのです。


五勺 全乳05
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

高さ15.5cm×底幅4cm×口幅2cmってところです。無色透明。機械栓の壜です。
側面の片方に「五勺 全乳」、もう一方に「戸崎 愛永舎」のエンボス文字。
底にはエンボスなし。気泡が全面にあり、ガラスの合わせ目にバリがあったり
何となく不恰好で歪みがあるというような、古い壜の代表格みたいな壜ですね。
だがしかし、こういう壜にありがちな底が斜めで上手く立たないということは
なくて、意外としっかり立ちます。そして何といっても素晴らしいのが、状態
が奇跡のようにいいこと。ホンの少しの掠り傷がある程度で、曇りもほぼなく
海モノとしては紛れもなく最上級の状態のよさです。海モノでこういう上級な
モノが見つかる場合、殆どが泥の中に大部分が嵌っていることが多いのですが、
コレは砂の上に転がっていたので擦り傷だらけになっていても全くおかしくは
ない筈なのですが・・・ 恐らく直前までは外的なダメージが無いような場所
にあり、何かの外的要因(台風とか)で地表に現れたんでしょうか。


五勺 全乳06
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

文字の部分をなるべく読み易いようにした積りが、そうでもなかった・・・
「五勺 全乳」の「五勺」は容量のことで、90ccのこと。一合の半分ですね。
しかし、90ccって・・・少ないですね。全く足りないですね。
「全乳」は、絞ったままの脂肪分を抜き取らない牛乳のことのようです。
反対側、「戸崎 愛永舎」の「戸崎」ですが、調べるとこの壜を拾った木更津
の隣にある君津市に戸崎という地名があったので、そこにあった牛乳屋さんの
瓶なのかな?と思えますが、この後の「愛永舎」は全く何にも検索にはヒット
しませんでした。戸崎に愛永舎という牛乳屋があったんだなって、書いてある
そのまんまのこと以上は何も思いつかないという、このもの悲しさよ。

牛乳瓶の歴史については、結構色んな資料が見つかったので、よかったです。
今回拾った瓶については、形状から大正から昭和初期までのモノのようですね。
「牛乳を殺菌するようになると、瓶口を金具付の機械栓を用いる瓶装になって、
瓶には店名・殺菌法・容量等のエンボスを入れ牛乳の差別化を図った。年代:
大正から昭和初期頃」と、こんな感じの記述を見つけました。っていうことは、
もしかしたら大正期の瓶かも知れないんですね。恐ろしく古いじゃないですか!
牛乳瓶の歴史については、(一社)全国牛乳流通改善協会の宅配牛乳歴史資料館
(右側のメニュー内にリンクがあります)や、HITNETのこんなページ一般社団
法人 日本乳容器・機器協会のこんなコラムを読んでみて下さい。面白いです。
そして、調べていてよく現れる「トモヱ牛乳博物館」にすごく行ってみたくて
本気で行ってやろうとしたのですが、「原則五名以上の参加」が条件だそうで。
何で独りじゃダメなんだ(泣) こんな制限聞いたことがない(泣)


>> 2018/04/05 12:48
おおっ、 こちらは!
いい時代、いい大きさ、いい雰囲気…
素晴らしい瓶ですね~
海で拾われるなんて、なんだか運命を感じます

醤油差しのようなガラス栓式の牛乳瓶は他の方のブログでお見かけしましたが、こちらが明治時代のもので、機械栓のものはそれよりも後なんですね
スクリュー=新しいという図式ができてしまっていたために勘違いしてました(笑)
窓にエンボスがあるのが良いですね~
[勺]はお酌なんかでたまに見ますが、90.19500mlとのこと、いやー分かりにくい(笑)
だいたい普通の牛乳瓶の半分程の内容量ですね

私も瓶乗して牛乳瓶を紹介したくなりました!

>> 2018/04/05 19:53
牛乳瓶、こういったエンボス文字入りのタイプが意外と拾えないんですよ。
戦後から現代まで続くプリント瓶はきりがないのでやめたんですが、この手のはお宝です。この前掘り出したものがあったんですが、擦れているのかくもり気味なのか、なんだかボヤ~っとしてまして.....。
よ~かんさんの拾われたのは海物とは思えない綺麗さですねっ!参りました。(笑)

>> 2018/04/07 00:27
>狐憑き?さん

コレは明らかに私の現在のレヴェルを超えるモノであり、オーパーツです。大体状態がとてもいいのが有り得ない。
海モノでこんなに状態がいいのを拾うってのは、かなり稀なことなので、それがこんなオオモノと重なるって、恐らく10年分の運は軽く使い果たしたのではないかと(泣)

ガラス栓の牛乳瓶は、ガラスの牛乳容器としては一番古いんじゃないでしょうか。機械栓は昭和の初期に被ってしまってますから、大分後ですね。
窓のエンボスは、なんというかこの個人商店的なマイナー感がすっごいいいです。それと、ホント90mlは少ないですよね。こんな量じゃストレス溜まりそう・・・
是非、牛乳瓶は見たいですね。楽しみにしています。

>> 2018/04/07 00:36
>拾い人さん

牛乳瓶は、全く意識外のブツでしたので、最初はなんだろこの壜は?って???マークだらけな出逢いでした。
プリントのヤツは昔のだと絶対に剥げてるし、下手に洗うと剥げるし、ちょっと魅力ないですよね。
まあ今回こんな規格外なモノを拾ってしまったので、ホントにしばらく干上がりそうです(笑)
状態の良さは、BDモノですと云っても遜色ないんじゃないか?って位ですよ。どういう手順を辿れば、こんな状態で私の目の前に現れることが出来たのか、不思議で仕方ありません。









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