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よ~かん

Author:よ~かん
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種別:弱蒐集人
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空白行を作る
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2018/03/19//Mon * 23:58
●○ROHTO

ROHTO01
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

さて、モノのついでに目薬の残り二つをUPしてしまいましょう。
あれ?二つと云ってるのに三つあるし、しかもちっとも目新しくもないロート
じゃないか。と思われる方も多数いらっしゃることでしょう。まあ私の手持ち
目薬なんてこんなもんですし、私にとっては数少ない貴重な目薬壜の内の一つ
なので、お許しアレ。因みにこの三つの内、右端は以前にUPしているヤツです。
新顔は残り二つがそうで、しかも真ん中のヤツは以前にUPしたヤツの大きさが
違うだけで同じヤツっぽいですが、左端は少々違います。そう、今回の主役は
この左端のヤツなのです。何が他の二つと違うかお判りになりますでしょうか。


ROHTO02
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

この人たちも前回のヤツらと同じような写真を撮って、それをトップに持って
来る予定だったんですが、コレこの通り、エンボスがすっかり消えてなんだか
判らん壜になったので、トップは止めました。トップ写真の左端の壜はこちら
では真ん中にしています。上が以前UPのヤツ。この写真でも、真ん中のヤツが
他の二つと明らかに違う特徴が見て取れます。


ROHTO03
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

では、その「今回の主役」の主役写真を。
う~ん、これでも一番の特徴がちょっと判り難いんですが、どうでしょうか?
実はコレ、両口式点眼壜じゃなく、一口叩き式なのです。本来ゴムが嵌る口の
部分はしつかりとガラスで覆われています。因みに、ガラスの状態が悪そうに
見えるし、先端も欠けているように見えますが、両方とも否。ガラスは状態が
悪いのではなく、元々そういうスベスベしていない手触りのようです。梨地と
云うのには少々違う感じもあるけど、そんな方向のガラスなのでした。恐らく
maicaさんのこの記事のロートも、同じ手触りなのではあるまいか? 先端の
欠けたような部分についても、どうやら適当に切って作った感じなだけであり、
欠けている訳ではないようです。傷も擦れも見当たらず、実は状態は大変良好
と思われます。あと、色が結構ムラになっていますが、これは写真からもよく
判るのではないかと。


ROHTO04
Ricoh GR DIGITAL Ⅳ

その「今回の主役」を見つけた時の状況。鎌倉です。この写真の辺りから歩き
始め、浜を端まで歩き、またこの地点まで戻って来た時に見つけました。この
辺りをスタートした時、確実にここにコレはなかったので、往復している間に
打ち上がったということでしょう。鎌倉で目薬壜を見つけたのは初めてであり、
それだけでも嬉しかったのに、しかもこれまた初めて(というか現時点で唯一)
の一口叩き式な上に、鎌倉で拾える壜で状態が良好なモノは稀なのに状態まで
いいってのは、どれだけラッキーなことこの上ないのか。拾った時は一口叩き
式なことに気が付かなかったし、状態も悪いし先端も欠けてるし何か微妙だな
感がハンパなかったのに、何というか大化け。口がガラスで塞がってることに
気づいた時の驚きも大概でした。一口叩き式点眼壜というと、円筒形だったり
組合がどうとかだったりってイメージしかなく、ロートでこんなのがあるとは
知らなかったので、余計に驚いて損しました。


ROHTO05
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

取得地上(A16):神奈川県鎌倉市 2015/10/06
取得地中(E16):千葉県木更津市 2014/05/28
取得地下(H 7):千葉県木更津市 2016/11/23

大きさ比較図。三つ共通で「EYE LOTION ROHTO」のエンボス。特徴的なラベル
窓も同じ。肩付近にあるナンバーはそれぞれ違う(取得地参照)し、地味に文字
の左にある点の数も違ったりしますが(右側は全て共通で六個あります)。

一番上、一口叩き式。文字エンボスの左側の点は五個。
状態とかは上記で殆ど書いていますけど、もう少しだけ書くと、梨地みたいな
手触りは、口を覆っているガラスの部分まで全てに及んでいますが、唯一先端
だけは先端の根元(変な表現…)からツルツルなガラス。色ムラについてはこの
写真からでも判ると思いますが、中々風情があります。小さな気泡が全体的に
散ってます。時代については三つの中で一番新しくなるのかな? 戦時中かと
思われるので。戦時中なだけあって、壜のクオリティは他の二つよりも落ちて
いることが、色ムラとか先端の処理とかが雑だとかに表れていますね。因みに、
洗うのはかなり面倒でした。何故かは壜を洗っている方々ならお判りになる筈。

二番目、両口式。以前UPのヤツ。文字エンボスの左側の点はこれも五個。
以前UPしているから、それを参照していただけると幸いです。

三番目、両口式。文字エンボスの左側の点は四個。
大きさが大きいけど形状が二番目と殆ど同じに見えるので、二番目と同じ時代
に作られたモノかと思われます。拾った時、先端には金属のキャップがこびり
付いていたのも二番目と同じ。細かな気泡が全体的に散っています。口の形状
が二番目のモノよりちょっと凝っているのがちょっと楽しい。二番目のと共に
戦前のモノと思われることを激しく希望。

何故だか三つとも非常に状態がよくて、ホント不思議です。海モノでこれだけ
状態がいいのって滅多にないので。特に鎌倉産のヤツは、信じられん。


ROHTO06
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

最後に、側面から見た図と、一口なことがやっとまともに判る図をサーヴィス
してみましょうか。見た通り左側が一口、右側が、一つ上写真三番目の両口。
これで少しはスッキリしたのではないでしょうか。

一口叩き式点眼壜について、少々記しておきます。
両口式点眼壜は、上部の口にゴム製ピストンを取り付け、それを押して液体を
先端から適量出すようにしたもので、1931年に現ロート製薬が発明しています。
1962年にプラ製の容器が開発されるまでは、この両口式が目薬の主流でしたが
戦時中はピストン部のゴムの供給がされなくなったため、ゴムのところを塞ぎ
その部分を指で叩いて液体を滴下する仕組みになりました。それが一口叩き式
点眼壜です。実際にこの壜に水を入れて試してみましたけど、あまりきれいに
液体が落ちません。下手をすると目を先端で突きそうになったり。こんなのが
長続きする訳もなく、戦後(1945年以降)はまた両口式に戻りました。それから
十数年以上は両口式の点眼壜が主流となったのです。ということからも一口の
壜は相当数が少なそうですね。両口タイプが使われていたのが三十年弱。一口
はその内の数年を占めていただけなのですから。


これにて、現時点での手持ちの目薬壜を全て放出です・・・
ホント、少ない・・・ まあその分だけ愛おしさ500万倍って感じでしょうか。
↓に過去UPした目薬をリンクして、哀終とさせていただきます。

無銘 005EYE LOTION ROHTOロート目薬大学目薬ムニ目藥無銘 030


>> 2018/03/20 20:19
レアなロートを拾われてますね。片側ふさいじゃってるのはどなたかのインスタかブログでお見かけしたような気がするけど、なかなか拾えるもんじゃございません。
もちろん私も持ってません。いいですよ、コレ!

それにしてもいつも写真綺麗ですねぇ。ガラス瓶の魅力がバキバキ伝わってきます!
現場写真も素晴らしい!
なにが素晴らしいかって興奮してすぐ拾ってないのがスゴイ!
私なんか「あ、現場写真押さえとかなきゃっ」て、またわざとらしく瓶を置き直したりしてます。(^^;)
更に構図までしっかり考えて構成してるとこなんか現場の空気感がビシバシと伝わってきます。
あ~、こんな写真撮りたい!

>> 2018/03/22 23:12
>拾い人さん

やはりレアなんでしょうか。確かにロートの一口は検索しても見たことがない気がします。拾った時点では普通に両口かと思っていたので、気が付いた時はビックリしました。

私の場合、持っている壜の絶対数がとても少ないから、撮影に少し時間がかけられるだけです(笑)
最初は確かに見つけるとすぐに拾ってしまったりしてましたけど、慣れました。あと、前記と同じ理由で、見つけられる数がとても少ないので、いちいち写真を撮ることが可能なのと、海岸だから絵になるってのもあるかも知れません。因みにうまく撮れないことの方が多いので、殆どがボツですよ~

>> 2018/03/23 01:57
一口叩きの目薬瓶は総合目薬が最も有名だと思いますが、ロート目薬のこのデザインのままで一口叩き式の目薬瓶は初めて見ました
これは驚き、大珍品だと思います!
こういう瓶形の違いは時代背景も推測できて面白いものです
後ろの部分、形自体はそんなに変わりがなく、そのまま後ろまでガラスで塞がったような瓶ですね

比較的よく見かけるあとの二瓶も大きさが違うとは、味わいがありますね
一口叩き式も[EYE LOTION]エンボスということは、[EYE WATER]エンボスの方が古いんでしょうか?
さすが目薬界のパイオニア、まだまだ見ぬ瓶があるでしょうね

>> 2018/03/25 18:17
こんばんは よ~かんsama
目薬壜は
自分で拾ったことは無く
持っているものは全て骨董市で買ったもの(-_-;)
鎌倉で拾えたと知りなんだかとても嬉しく思いました
そしていつか私も出会えるかも~と
希望の光が見えました

>> 2018/03/29 23:28
>狐憑き?さん

狐憑き?さんもご存じなかったのですか。かなりレア感を感じますね。
恐らく両口の壜が作られていて、ゴムの材料が無くなったので後からガラスで塞いだとかそんなやっつけ感だったんじゃないでしょうか(笑) 一口のためにまたデザインをやり直すような余裕がなかったとか。
大きさ違いのヤツも、大きい方のゴム嵌める口の方の処理が凝っているところから、少し時代が新しいのかな?

[EYE WATER]の方は未だにお目にかかれないです。どちらが古いんでしょうね。

>> 2018/03/29 23:32
>moca0818さん

こんばんは~
目薬壜、私もやはり最初全然見つけることが出来ませんでした。初めて拾ったのは千葉の干潟ですが、湘南でも幾つも拾っているので、mocaさんもチャンスは必ずある筈です。鎌倉では今回のヤツだけしか見つけたことはありませんが、鎌倉って面白い壜を幾つか見つけられている場所なので、未だに何かを期待してしまう場所なんです。









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