Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USMさて、二年前のあの日、ラストです。
恐らく佃煮海苔系のヤツかと思いますが、手掛かりのある文字一つもないため、
たとえ中にお化けが入っていたとしても文句はありません。以前、
惑星さんが
同じような壜をUPされていましたが、今回よくよく較べて見ると大きさも形も
色もガラスユラユラ具合もソツクリ。まず間違いなく、同じ用途で同じ時代に
作られた壜と思われます。
Ricoh GR DIGITAL Ⅳ取得地:千葉県木更津市 2015/08/2
別にドシャーと倒れて中身をブチ撒けた図。ではありません。干潟の泥の上に
ちょこなんと落ちてた図。です。干潟のメカニズムはイマイチ判らない。泥の
中に眠っていた壜が少しずつ姿を現し、それを見つけるのは判るのです。でも
こういう風に干潟の泥の上にちょこなんと乗っているヤツは、一体どうやって
ここまで運ばれて来たのか。干潟というからには相当遠浅な状態な訳ですから、
相当な遠くの海の底からゴロゴロと岸辺まで転がって来るにしては、この壜は
状態が相当いいのです。
前回の貧乏なヤツだって、アレが海の底からゴロゴロ
とやって来たなんてどうも信じ難い。想像すると滑稽だし。干潟の海岸の水が
岸に押し寄せる力は相当強力なのかな・・・ 下は泥だから普通の海岸よりは
傷つき難いのかも知れないし。でも何か信じられん。
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM状態は海モノにしてはとにかく相当いい方です。口の一箇所の小さい欠けから
ほんの少しだけヒビが来て、そこに何らかの物質が入り込んで取れないという
ささやかな瑕疵と、内側にある細長い白い汚れがサンポールですら取れないと
いうこと以外はとってもきれいです。全体はよくある海苔系の緑色。ユラユラ
と程よい気泡がとても心地よろしい。口はスクリューではありません。文字や
マーク等一切なし。何なんでしょうかね、この壜は・・・ 可能性を考えれば
お化けが入っていたっておかしかないですが、まあ形状から佃煮系でしょうね。
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USMもう少しユラユラを強調したショットを。何となく全体が不恰好な、現代には
ない嬉しい仕様が嬉しいです。写真がド下手なため、イマイチ透明感に欠ける
きらいはありますが、そこは脳内変換をしてください。実物は光を透過すると
とってもきれいです。この壜の正体は何か的なことについては、恐らく絶対に
判らない気がしますので追及はしませんが、もう佃煮でしょう。佃煮。むしろ
佃煮以外の物体が入っていたらビツクリですよ。
Ricoh GR DIGITAL Ⅳ最後に。本記事が、二年前のあの日。ラストなので、この日この場所で拾えた
壜たち集合写真を載せておきませう。簡単に洗ってその日の成果写真を撮った
時のモノです。全部で13個の瓶たちが確認出来ますが、その内ブログに載せた
のは7個だけ。
無銘 029、
共三商店、
クラブ ホルモンクリーム、
ライトインキ、
無銘 028、
Hime、
調味たちの中のハイ・ミーがそうです。他の奴らはちょっと
載せるのは微妙で・・・ まあこの記念写真だけで十分でしょう!
嗚呼しかし長かった。この同じ日に拾ったたった七つの品々をUPし終えるのに、
二年近くもかかっています。これじゃあ、最近拾ったヤツらなんか一生UPとか
無理なのではないか。まあ劇的に壜が増えて困る!的なことは間違っても無い
から、何とか気が遠くならずにやって行けてるようなものですね。