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よ~かん

Author:よ~かん
特徴:何でもよく拾う
性格:熱いモード
種別:弱蒐集人
居所:海の縁に現れる

空白行を作る
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2017/03/30//Thu * 22:22
●○コモノたち 壹

コモノたち 壹001
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

大変唐突ですが、丁度今月ラストの記事だし、何となくキリもいいような感じ
もしないでもないので、拾いもんでも掘りもんでもないヤツをホンの少々。
ひっそり(トップにこのことを堂々と謳ったらひっそりも何もありはしない)と
カテゴリに「コモノ」というのを作りました。前記の通り、拾った訳でもなく
掘った訳でもなく、ましてや壜とか貝ですらない、手元にあるお好みのモノを
ちょこちょこっと地味に紹介してこうかな的なヤツです。大体において小さく
古いモノなので、小物と古物をかけて「コモノ」としてみました。全くもって
不定期で唐突に記事になるかと思いますので、どうぞ。

もう二年以上前のこと。私は骨董市を見ることは大好き(99%買わない)なので、
たまに覗きに行くことがありますが、この時は横浜で開催の大きめなところに
出かけました。会場内をグルグルしていた時、あるお店で色んな小物が雑多に
入っている箱の中に栓抜きを見つけました。昭和的な街中華や食堂とかでよく
ありそうな販促用な感じなアレです。くっついているタグの文句が気に入って
しまって欲しくなったので安ければ買ってしまえ!とばかりに、店の親父さん
に幾らか聞いたら思ったより高い。これはタグが付いているからちょっと高い
んだよ。と、尤もなことを仰る。これは止めとくかと思った時、何故か同じ箱
の中で目に飛び込んで来たのが、色んな待針たち。栓抜きに心が飛んでたので
全然見てなかったが、サラッと見てみるとレトロで魅惑的な様子。私の人生で
待針などといふものに自ら進んで関わったことは、今までに特にない。しかし
何となく栓抜きを諦めた心のバランスが釣り合おうとしたのか、妙にいいなあ
などと思い出だす始末。その複数種類あった待針の内、特に気になったものが
二つあったがとりあえずどちらかを買ってみるかと思い、再度親父さんにこれ
幾らか?と聞いてみた。そうしたら親父さん、その待針の値は云わず、栓抜き
と一緒で○○にしてあげるがどうか?と来た。待針の値は相変わらず判らない
が、諦めてた栓抜きがまた復活して来たことと、何となくお得感があったため、
んじゃあ買いますよしかしまだ待針をどれにするか絞り切れてない少々待って
暮れとと云うと、親父さん、どれとどれで迷っているのかと聞くので、これと
これだと云うと、んじゃあ栓抜きとそれとそれの三つで○○でどうだ!と来た。
おお!それはちょっとかなりいい感じに安い感じではないか? 骨董市で何か
買うことがほぼないため、その値が本当に安いのか高いのか全く判らないけど、
別にそんなことで迷うような値でもないし、一度諦めかけた栓抜きがまた再び
戻って来たので、大喜びで栓抜きと待針二つ手中に収めたのだった。親父さん
曰く、「兄さん、変なモノが好きだね。そういう人は好きだよ」。まあ兄さん
と呼ばれるような年齢はとうに卒業しているし、親父さんに好きだよ云われる
のは一体どうなのか?とか微妙な感じもあったが、「あはは。えへへ。」的な
余韻を残してその場を去ったのだった。全然と云っていい程骨董市で買い物を
したことがないのに、骨董市でよくありそうな光景に巻き込まれるとは夢にも
思わなかったので、なんかちょっぴりメランコリック(全く意味判らない再び)

気が遠くなる程の長い前置きでしたが、そんな経緯で手に入れた待針二つです。
何種類もあった待針の中で、何故かこの二つが気になって仕方なかったのです。
大体前文にもあったとおり、待針とは縁も縁もない人生だった筈。なのに何故
急に待針? じゃあこれをきっかけに世界の待針を!みたいなことも特に無い。
ただ、こういうレトロなパッケージとかにはとても惹かれるのですよ。つまり
パッケージ買いです。それぞれ、アカゾウ待針、トランプ待針。アカゾウの方
は、最初ウゾカアと読み、何だこの訳判らない文字列?と、それを増長させる
ようなフォントも手伝い、勝手に熱くなりました。が、上部の絵で一瞬にして
冷静になったけど。トランプの方は、スペード、ダイヤ、クローバーと待針が
踊っていて、何故かハートだけがカードっていうのが大変意味深であり、謎が
深まってます。デザインの人のセンス爆裂です。これに心を踊らされる人間は
いないのだろうか。いやいない!(否定強調をしようとして失敗し更に否定に)


コモノたち 壹002
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

裏返したらコレ。特に特筆すべきことは無し。だがしかし相変わらずウゾカア
と読んでしまうのは健在。


コモノたち 壹003
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

さて、念願の中身。ワクワクしながら、まずはウゾカアアカゾウの方を開いて
みました。左側の口上が素晴らしい。「特殊な科学的操作」とか「永久の使用」
とか、全くワクワクしてしまいます。そして肝心の待針。私は予想してました。
きっと待針の頭は、トレードマークのあのアカゾウの立ち姿を模し、色も赤い
ヤツに相違あるまい!と。それでは一体どんな姿が現れるのかな? と、あれ?
ト、トリカ・・・? 何だこれは。イマイチ変哲もない頭の待針と、アカゾウ
は似ても似つかない生き物の絵と、タイトルが待ち構えていました。もう一度
云う。何だこれは。えっと、やっぱりニコイチで別々のモノを組み合わせたの
でしょうか。しかし、もしそうなら、こんなセンスの皆無なニコイチってある
のか?(泣) もしかしたら、何らかの時代の事情で、この組み合わせは正常と
いうこともあるかもしれないけど、どうみても象と鶏が同じ製品とは思えない。
入れ物の方は暖色系なのに、中身は寒色系だったのも、テンションがドンドン
ダウン。トリカン待針、まるで最初からこうなんだ!といわんばかりに自然に
パッケージに収まっていたから、元々こういう製品という可能性もなくはない
かも知れないけど、それにしてもなあ。っていうか、あれ? 今の今書いてて
気が付いたけど、本数がやたら少なくね? 跡を見る限り、これって10本入り
だよね? 半分しか入っていないじゃないか! 何か妙に淋しげな感じがして
はいたのだけど、中身がトリカンとか云う想定外の物体だったために、そんな
ことぶっ飛んでたけど。これって、昔複数の待針を所有していた人が使い差し
の待針を丁度開いていた別のケースに入れ(ケースなんてどっちでもいい理論)、
そのまま忘れてまとめて誰かに売り払ったんだきっと。買った方も特に中身を
確認もしないでまた売り払って、そのままきっとこのアカゾウトリカン待針は
中身を確認しないまま人から人に渡り、最後にここへやって来たんだきっと。
それってババ? それってダメダメじゃないですか~(泣) 何というか大変に
遺憾である。何というか大変にガッカリでした・・・


コモノたち 壹004
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

さて、お次はどうか? やはり真っ先に左側の口上が目に飛び込んで来ますね。
この口上も大変にお洒落! 特に「このいヽ調子」に妙に心が打たれましたね。
最後に「あるべきです」という絶大な自信が、この製品が如何に完璧なのかを
物語っています。スカッとしました。そして肝心の待針。私は予想してました。
きっと待針の頭は表紙にあるように、スペード、ハート、ダイヤ、クローバー
が色とりどりで入っているのであらう。クローバーは形がチョッと面倒そうだ。
大丈夫なのか?とか要らん心配までしながら見てみる。おお、色とりどりだぞ。
ちゃんと種類も、スペード、スペード、スペ・・?アレ?あれ~? スペード
しか入ってないじゃないか! 何なんだよう。まあこれはトリカン時みたいに
騙しでも何でもなく、私が過剰に期待しただけかも知れないけど。だがしかし!
表紙の絵は? 謎のハートの正体は? チョッと面倒そうなクローバーは一体
どれだけ上手く表現できていたのか? とかチョッと考えただけで色んな謎が
あったのに、これで全ておじゃん(いつの死語だ?)です嗚呼。表紙の絵の通り
なら、他のマークもあるように見受けられるので、一種類で一つのケースって
訳ですか。でもそうなると、中を見るまでは何の種類か判らなくないですか?
もし一つの入れ物に一種類ということなら、もしかして左下の絵が対応してる
マークが入っているなんて推理も出来ますが、それだとこの待針の頭はハート
じゃなくてはならぬ。はっ!もしかしてこのマークってハート? ってことは
流石にないでしょう。私にはこれはスペードにしか見えません。何だろう特に
騙されたわけではないのに、妙にガッカリでした・・・

と、両方ともテンションがドンドンダウンだったのですが、それを補って余り
ある「いヽ調子」さ加減が二つ共にあるので、両者ともお気に入りです。だが
しかし、こんなの持ってて一体どうすればいいのか?という些細な問題もあり
ますが、しかし何かをコレクションするなんてもんは、こういうことなのです
きっと。理屈じゃないのですきっと。


コモノたち 壹005
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

さて、文が長過ぎてもう半分忘れ切ってましたが、冒頭の方に出て来た、待針
に目が行くきっかけになった栓抜きですが、コレです。キリンレモンの販促用
栓抜き。コレに目が行ったっていうより、コレのタグに目が行ったのですけど。
「絶対ニ着色セズ」。なんか大変強気な口上が、私の心(ハート)を鷲摑みです。
このいヽ調子。栓抜き自体もシンプルな形で、大変よろしゅう茣蓙居ます。


コモノたち 壹006
Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USM

裏返すとこの通り、キリンビールになります。タグの口上は上下とも中々調子
のいヽことが書いてありますが、キリンレモンのにはちょっと敵わないな。
しかし、どう考えてもコレ、どっかの食堂とか町中華で何度も遭遇してるブツ
ですね。間違いなく見てます使ってます。まさかコレが自分のところへも来る
とはなあ。何かチョッと嬉しい。まあ最近は栓抜きを使うことも殆どないので、
待針よりはまだ実用的な気がしないでもないけど、待針同様コレを手に入れた
からといって、んじゃあこれからは栓抜きを集め捲くってやろうという訳でも
なく、一体どうすれば褒められる?


>> 2017/03/31 04:04
わかる~!
手芸用品はお洒落で可愛いですよね。
そしてなんだか面白いのです。
私も以前糸の台紙(台紙のみ)を古道具店て購入したことがあります。
一枚二桁の価格でしたが購入後自問自答しましたよ(笑)

当時競争が激しかったのでしょうね、謳い文句が過剰で面白い!
「堅牢な上優美で」とか「このいヽ調子」とか最高です(笑)
「特殊な科學的操作により」って、操作って(笑)
トランプ待針は私も期待してしまいますよ。
これはあれなのかな、何が出てくるかお楽しみ♪的な?
奥様お嬢様方をワクワクさせちゃうぞ♪的な?

>> 2017/03/31 12:13
この、上の方のマチ針の頭の形はいわゆるデフォルト?いまでもこの形のものがポピュラーだと思います。
ゾウさんはどこへ。なぜニワトリ?
当時使っていた人の話がきければいいのに、といつも思います。

>> 2017/03/31 19:04
紙物に手を出したらもう全く収拾がつかなくなるのは分かっているんですが、魅力が素晴らしいんですよね(笑)
ついつい戦前の雑誌とかも広告が良くて買っちゃいます
あの自信に満ち溢れた宣伝文句が堪らないですヽ(・∀・)ノ
栓抜きは十分若い私でもどういう物か知ってるんですが、何年後か経つと存在自体知らない人がおられる様になるんでしょうね
アサヒ・キリン・サッポロ・タカラ・三ツ矢とか種類も多くてこちらも収拾が(笑)

>> 2017/03/31 23:01
いいなぁ。いいなぁ。この栓抜きのタグ。

>> 2017/03/31 23:51
>maicaさん

なんていう時間にコメントしてるんですか(笑)
なんか最初夕方の四時かと勘違いしてしまいました。
ホント魅力的ですよね、こういうの。この辺りの時代のセンスの素晴らしさ! デザインも口上も心擽られまくりです! 私の場合、この他紙モノとしては、薬も少し持っているんですが(いつかUPします)、これまたホントに素晴らしいのです。
maicaさんの仰る通り、買った後にどうすんだろうコレ?ってなります(笑)

この辺りの時代の謳い文句なんか、現在でこんなことやったらきっと某国広告審査機構が黙っちゃないだろうから、詰まんないですよね。よく、誰だか判らない○○博士とか登場して推奨してたりすると完璧(笑)
トランプはホント期待してたんですよ。まさか全部同じマークとは・・・ 全種類のマークを集めるのに奔走するあの時代の方々の姿が目に浮かびます。

>> 2017/03/31 23:56
★03/31 10:09にコメントいただいた鍵拍手様

やっぱりテンションアップしまくりですか?
直接コレを知らない、しかも待針自体に縁がない私も、この魅力にはやられました。こういうのって嵌るとキリがないので、紙一重でこっちの世界に留まっている感じです(笑)
ホント、こういうのを並べて眺めるだけでも幸せ感が半端ないですね。

>> 2017/04/01 21:25
>まこさん

コメントありがとうございます!
この頭が独創的じゃなくて余り面白くないことも手伝って、益々トリカンでガッカリしました。しかも形がトリカンって感じでも全然ないのですよね(笑)
元々のアカゾウが一体どんな待針だったのか、非常に気になりますが、謎は謎のままで終わりそうですね・・・
確かに、実際に使っていた方の話ほど間違いがないモノはないですよね~

>> 2017/04/01 21:34
>レトロアツメさん

そうなのです。あの頃の広告とか、ホント大好きで、実物は中々買えないけど、その手のモノを集めた本とかをよく買ってしまいますね。
一体あの自信はどこから出てくるのか、強気な口上がたまらなく好きです(笑)
チョッと気を許すと小さな紙モノとか無性に集めたくなりそうで非常にアブナイ。
栓抜きは確かに。缶切りなんかもっと忘れ去られていそうですね。味があるんだけどなあ。

>> 2017/04/01 21:36
>SuzyHillさん

いいでしょう? 何となく飾らない昭和レトロ感が一杯で。
そいえば海岸で三ツ矢サイダーの栓抜きのタグを拾ったことがありました。









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