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よ~かん

Author:よ~かん
特徴:何でもよく拾う
性格:熱いモード
種別:弱蒐集人
居所:海の縁に現れる

空白行を作る
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おさんぽカメラ
浜拾い

とげとげ友の会
あばら寫眞舘

2014/07/17//Thu * 19:01
●○サマーオリーブ

サマーオリーブ01
Canon EOS Kiss X2 + TAMRON SP AF90mm F/2.8Di MACRO1:1

この壜を拾えた日は、それまでに行った鎌倉浜拾いの中で一番壜が多く拾えた
日でした。あ、もう断固お断りしておきますが、あくまでも比較的多く拾えた
というだけのことであり、大体いつも鎌倉で浜拾いを敢行した場合、多くても
二つ拾えたら「すげぇ!」って感じなのであり、それよりも少々多いっていう
程度ですので、お間違いなきようお願いします(泣) あ、もう断固お断りして
おきますが、あくまでも壜が拾えたというだけのことであり、「心躍る壜」が
という訳ではないので、お間違いなきようお願いします(泣) これがまた微妙
なのばっかり見つけてしまうんだなあ、これが。拾う度に「新しいの?コレ?
古いの?どうなの?」と悩んでしまう訳ですよ、これが。とまあ、相変わらず
蛇足が暴走しまくってますが、一番最初の「この壜」に話を戻します。比較的
多く拾えたモノどものトップバッター、「本島椿」さんの登場です。

この壜、内側の汚れが少なくなく、まともに撮るとかなり哀しい感じになって
しまうので、少々姑息な手段を使いました。おほほ。その副作用で何やら気泡
みたいなモノが写ってます。実際、この壜に気泡はない訳ではないけど、この
大きさの写真では見えない程度です。つまり、「あら、気泡が素敵ね。おほほ」
という感想を抱いてしまったら大変です。違うのです。


サマーオリーブ02
Canon EOS Kiss X2 + TAMRON SP AF90mm F/2.8Di MACRO1:1

実際に普通に撮ってみるとこの通り。結構な汚れ?です。無色透明な壜なので、
テキメンに目立ってしまいます。洗っても取れないんですよ。


サマーオリーブ03
Canon EOS Kiss X2 + EF50mm F1.8 II

取得地:神奈川県鎌倉市 2014/03/15

見事に濡れた砂浜と同化しており、最初通りかかった時は全く気がつきません
でした。もう一度同じ場所を通った時に、砂の上にペタンと落ちてるのを発見。
砂と水がタップリと入っていたヤツを、持ち帰るかどうか上記の通り散々悩ん
だ末、お持ち帰ることにしたのでした。

壜底に「本島椿」の文字があるだけで、他一切エンボスなし。本島椿の文字で
検索をかけると本島椿のWebページが見つかりました。
本島椿は、明治43年創業(創業時は「西村」という名の会社だったようです)の
椿油専門の東京にある現役メーカーで、椿油、関連製品の製造・販売をされて
います。しかし残念ながら判ったのはここまで。今回拾った壜はWebページを
見る限り、現行の製品の壜とは違うようなので、少しは古いモノなのかも知れ
ないけど、それ以上確認は無理。加えて幾らネットで検索しても、壜のことに
ついての情報は皆無でした。とまあ、いつもの結局何も判らず終わるパターン
ではありますが、せっかくこの壜の生みの親が現役のメーカーなので、ダメ元
で問い合わせてしまえ!とメールで問い合わせてみたところ、ほぼ一日で回答
をいただけました。以下、要約したものを・・・

・壜底の刻印は間違いなく当社のもの。
・椿油か椿香油のものと思われる。
・35年程前の製品カタログに載ってない事から、少なくとも40年以上前の相当
 古いものと思われる。高度成長期には製造が間に合わない位製品がたくさん
 売れた時があり、その頃のものではないか。

もう古いものを知る人がいないため、ハッキリしたことを答えられないですが。
という但し書きの上、このような内容の返信をいただいたのです。
いやあ、嬉しかったですね。商品を買うとか関係ない問い合わせに、きちんと
お答えいただけるとは。社史とかひっくり返してバタバタされている絵が浮か
んできてしまって、なんか申し訳ないことをしてしまったような・・・
ここを見られていらっしゃることはないとは思いますが、本島椿様、再度お礼
を申し上げます。ありがとうございました。

そんな訳で、ちょっと前の壜かと思いきや、意外ともっと古い壜だということ
いうことが判りました。更に少しだけでも周辺の歴史が窺い知れたりして益々
この壜に対して愛着が出てきました。持ち帰ろうか散々悩んだ癖に現金なもの
ですね。でもやっぱり、数十年もどこかに眠っていたモノたちと出逢うという
不思議は、この「浜拾い」の魅力の一つに間違いありません。


サマーオリーブ04
Canon EOS Kiss X2 + EF17-40mm F4.0L USM

さて、上の方で、洗っても取れない汚れの話がありましたが、どうもこの汚れ、
銀化ではないのか。という話。取れないし、乾いたらコレこの通りの煌き。
写真では一部だけこんな感じだけど、もう少し、色んなところでこんな煌きが
見受けられます。無色透明の壜が銀化するとこんな状態になるのかなあ。残念
ながらあまりセンスがいい感じじゃないけど、一つの個性ということで一つ。


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2016/07/07 追記

本島椿01
本島椿・オリーブ油

当のメーカーさんから40年位は前のモノと思われるが、それ以上は不明と回答
をいただいたこの壜。これ以上はどうにもならないだろうなって思ってたけど、
なんと! この製品の広告を見つけました! この形、間違いないですよね?
コレは嬉しい! 残念ながらいつの広告かが判らないんだけど、メーカーさん
からの回答からは少なくとも40年以上前と判っているし、この感じからすると
1960~70年代辺りであろう気がします。そんな訳で、この壜はサマーオリーブ
という商品だったということが判りました。相当スッキリ感! せっかく判明
したことでもあるし、タイトルもちゃんと変更しておきます。
しかし、てっきり椿油とばかり思っていたけど、オリーブ油だったとは。こう
いう画像とか広告とか出てこないと、中々真実は判りませんね・・・
この広告の右側の数量を示している部分が「○○打」となっているけど、これ
って何なのか? 単位なのか? そういえば、この○○打、他の昔の広告でも
見たような見なかったような・・・ ここにある商品は「ノックス」っていう
シリーズのようですが、はっ! まさかそんなオヤジギャグ的な何かなのか? 

このサマーオリーブの右隣りにある商品、何かどこかで見たような・・・って
思っていたら、無銘 021のトップ写真左端のヤツじゃないか? 正にこいつだ!
まさかこの広告からまた一つ拾ったヤツが出るとは・・・ ってことで、その
記事にも追記しておこうと思います。

いやあ、しかしこう絵とか写真とかを見られるのはホントに嬉しいですねえ。
また何か見つかったら追記しようかと思います。

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2016/11/19 追記

この壜が存在した年代について。1969年6月21日の日本粧業の紙面にこの壜の
広告が載っていたので、少なくとも1969年には存在していたモノになります。
ということは、メーカーさんからの回答、少なくとも40年以上前というのには
ピツタリ当て嵌まることになりますね。どうというようなこともない壜たちも、
こんな風に少しずつ素性が分かってくるととても楽しいです。

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>> 2014/07/20 13:41
なかなか文章が暴走していますね(笑)
メーカーさんへの問い合わせ、僕も機会があればしてみたいです。
ほんの数年前、まだ未開拓だった壜の世界も今は色んなブロガーさんたちが過去に調べて下さった情報が沢山ありますし、初見ものの壜も少なくなったようで有難い反面、寂しくもあります。しかし壜の解明って面白いですね(^^

>> 2014/07/20 22:25
☆07/19 01:23の鍵拍手様

すっごい嬉しいコメント、ありがとうございます!
メールする時はやっぱり「仕事の邪魔になるよなあ・・」と思いながらだったので、「見てすぐに判る範囲でいいです」って文を入れて送ったのですよ。写真も添付したので、もしこれで相手の方が昔こんな壜が・・みたいな話題で盛り上がっていたりしてくれたら、こんなに嬉しいことはないですよね。

>> 2014/07/20 22:33
>tbs-hrkさん

こんばんは~
文章が暴走するのは結構私の癖みたいなもので、どうも直感的に書くのがいけないようで(笑)
メーカーさんへの問い合わせ、今回はネット上に壜の情報が全然ないのに現役のメーカーさんだと判ったので、これはもう聞くしかないなって感じだったのです。
それに大丈夫ですよ、かなりの情報が判るようになったといっても、訳判んない壜って、ネットでも全然手がつけようがないし、まだまだ解明の余地はあるかと。ないかな(笑)
ホント、壜の解明って面白いし、何か判ると自分で見つけたモノが益々愛おしくなりますよね。ものすごく大袈裟に云えば歴史ミステリでしょうか・・・

>> 2014/07/24 13:59
本島椿の文字が無かったら…
拾うかどうか迷いそうな瓶ですねぇ〜(・ω・)ノ
一見表面がツルツルですしね…^^;

メーカーさんに問い合わせたのが 凄いです(゚o゚;;おおぉ〜
でも古い瓶と判明してスッキリですね(^_^)v

崎陽軒の正油皿も問い合わせて聞いてみたいと思いましたが〜
いまだに 勇気がわかずです(; ̄▽ ̄A

>> 2014/07/24 22:24
>shizuさん

一見どころか、ツルツルだったんですよ(笑)
しかも水に濡れてた時は透明感抜群で、傷なんか一つもないんじゃね?って勢いでした(笑)

この壜に関しては全然ネットでヒットしない上、でも現役メーカーさんだったので、聞けるところがあるなんて!って感じで勢いですよ。
あ、なるほど、崎陽軒もお問い合わせって手がありますね! Webページ見てみたらメールフォームなので画像を添付できないけど、ちょっとそれで問い合わせてみますね♪









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