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よ~かん

Author:よ~かん
特徴:何でもよく拾う
性格:熱いモード
種別:弱蒐集人
居所:海の縁に現れる

空白行を作る
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2014/07/03//Thu * 16:33
●○防衛食 (蓋)

防衛食 (蓋)01
Canon EOS Kiss X2 + TAMRON SP AF90mm F/2.8Di MACRO1:1

さて、問題です。バラっと並べた陶磁片の中で、一つだけ欠けていないモノが
ありますが、それはどれでしょう? ・・・答えるまでもないのでピンポーン!
正解です(泣)

この奇妙な物体は、有名なヤツ無名なのが出た場所で別の日に見つけました。
見つけた時は何となく食指が動かなかったんですが、泥を拭いて見えた文字が
確実に今風のものではなかったので持ち帰ってみました。

ついでに。バラっと並べた陶磁片ですけど、私が今現在持ってるモノを総動員
してみました。陶片とか見ても昔のモノなのか今のなのかとか全然判らないし、
そんなに拾うことはありません。見た瞬間にいいなあと思ったヤツを少々持ち
帰る位なので、そんなに多くないのです。


防衛食 (蓋)02
Canon EOS Kiss X2 + EF50mm F1.8 II

取得地:神奈川県鎌倉市 2014/03/11

    防.2
   特許眞空容器
    → ○ ←
 フタヲトルニハ釘デ
  クボミニ穴ヲアケ

・・・とまあこんなのが表面に書かれてます。まあどうみても形状は蓋である
に違いないと思いますが、その蓋を取るのに釘で窪み(○は勿論窪みのこと)に
穴を開けろとなっているので、穴の開いていないコイツはどうやって本体から
外れたのか。あ、なんか話が本筋からそれましたが、とにかく書いてあること
からはコレが一体何なのか見当が付かなかったので、そのまま書いてあること
をぐーぐる先生にぶち込んでみましたよ。そうしたらアッサリ何かが判明した
のです。有名なヤツのところで触れている、戦時中の統制代用品の一つでした。
非常食用缶詰の代用品、その名も防衛食! これはその蓋で、本体と共に陶製
のようです。本体の方は残念ながらその場には欠片すらなかったです。状態は
かなりいいような・・・ 裏面なんか、変な明るい錆っぽい色が取れない箇所
がある以外はとてもきれいです。
そして、私にとって一つの問題。これは陶器なのか磁器なのか。指で弾いたの
ですが、やはりイマイチどちらか判らなかったので、私にとっての絶対判別法、
光に透かすを実施! ・・・ところが、中央の窪みは薄くて透けるのですけど、
それ以外が全く透けません。するとこれは陶器なのか? だとしたら薄くても
窪みの部分だって透けないのではないのか? メチャクチャ悩みましたが結局
答えなんか出る訳ありません。っていうか、なんでこんなことでメチャクチャ
悩まなければいけないのか? 難儀な性格にも程があります(泣)
とにかく、窪み以外が全く透けないし、色味も陶器っぽいので今のところ陶器
だと思っています。

さて、多分本当にどうでもいいことかも知れないんだけど、とても気になって
いることを一つ。表面に書かれている一番最後、「クボミニ穴ヲアケ」ですが、
なんか中途半端ですよね。普通なら「アケル」なり「アケロ」なりもう一文字
足されてもいいような気がします。私はてっきり最後の一文字が剥げてしまい
見えなくなっているのだとばかり思っていました。ところが、調べて出てくる
写真たちは全て「アケ」で終わっていました。つまりこういうモノだったので
しょう。なんでだろう。ゴロがいいから? 気になってしまって夜も眠れない
程でもないです。尤も、ブログの写真では小さくてそこまでちゃんと読めない
と思うので、益々コレを見た方にはどうでもいいことだと思いますが・・・
つまり駄文申し訳ありません。


R0026914.jpg
Ricoh GR DIGITAL Ⅲ

蓋だけだとどうしても本体も見てみたいのが人情。写真ではもちろん見ること
は出来るけど、出来たら実物を見てみたいなどと思っていたら、コレを拾って
から一ヵ月後、思いもかけない場所でショーケース越しですが、実現しました。
前から行ってみたかったけど中々機会がなかった広島の平和記念公園。やっと
この四月に行ってきたんですが、ここの平和記念資料館の中に、この蓋付きの
本体が展示されてました。まさかこんなところで本体とご対面することになる
とはビックリです。写真はガラスの反射で見難くなっているのが申し訳ないん
ですが。蓋を拾う前なら多分少し見てすぐ次の展示物へ行ってしまっていたん
でしょうけど、思わず喰い入るように見てしまった(笑)

しかし、防衛食。なんともすごい名前ですが、先にも書いた通り缶詰の代用品。
容器の中になんらかの食料を入れて、蓋と容器の間にパッキンを挟んで真空に
していたようです。陶器に真空って大丈夫なのかな?という少々の疑問はあり
ます。開ける時は先述の通り。戦時中は一応活躍していたようですが、最終的
には中に入れる食糧が不足して生産中止になったらしいです。

自分で好きでやっていることで、たまに歴史の一端を窺い知ることが出来たり
するのは大変面白いですね。まあ、もう少し自分が調べ物を上手く出来るよう
になれれば言うことがないのですが・・・


>> 2014/07/03 17:52
こんな蓋がっ!!
大興奮ですよぉ〜〜〜〜っ!!

戦争遺構がある横須賀や三浦ならまだしも・・・
鎌倉… う〜ん奥が深いですね( ̄O ̄;)/

ショーケース越しとはいえ
本体と出会っちゃうのも凄いです!!

長い月日を経て今…自分の手元にあること
それが感動だったり 取集の魅力ですよねっ(^_^)v

>> 2014/07/04 01:03
この入れ物に入っていた食べものは
きっとマズかったんだろうな…
そして、それさえも作れなくなるほど
食糧不足だったなんて。
そんな時代のモノを実際に手にしたら
当たり前に食べものを捨てていることを
反省しますね。
んー。浜拾い。深いです。
深すぎです(。-_-。)

>> 2014/07/04 13:51
>shizuさん

拾った時は、前も書いた通りまだレートクレームの認識すらなかった程、壜の世界の入口付近にいたので、そのまま拾って来ない可能性もかなり高かったんです。危なかった(笑)

鎌倉ってホントに奥が深いです。色々とネットで見ていると、様々な時代のモノが出ていたりするし。まあ激戦区なので中々割り込むことが難しいけど・・・
防衛食の本体はビックリでした。あまりにもタイミングがよすぎて。じっくりと見ていたら、本体も手に入らないかななんて欲が出てきましたけど、流石にこの大きさでこの形、無事に海辺にコロンなんてある訳ありませんね(笑)

正に仰るshizuさんのおっしゃるとおりで、魅力一杯です。
昔、海や川に流され、長い間年月の旅をして無事な姿を自分の前に現した・・なんてすごい話なんだろうって思いますよね。

>> 2014/07/04 14:14
>nicoさん
当時の缶詰がどういう物だったのか判らないけど、旨くはなかったでしょう。今では考えられないような貧しさや苦労があったんでしょうね。
今までそんなことも漠然としたことしか知らずにいた訳だけど、こういうのが切っ掛けで昔のことを知ったり考えたりできるってのはすごいこと。

自然との触れ合い、見つけた時の感動、姿かたちの楽しさに加え、歴史、地理に限定的だけど詳しくなったり、昔の生活とか想像したりして楽しめる。等々、浜拾いって、ホント奥が深いですよ~ 興味ない人からすると只のゴミ拾いだけど(笑)

>> 2014/07/21 22:53
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>> 2014/07/24 00:02
>-さん

しまった!まさかこんなところでいきなり躓くとは!予想外です(笑)
この場所は結構状態がいいモノが少なくて、確かによくこんなのが残っていたよなあって、私も思いましたよ。アレですかね、手に入れて楽しみにしていたら手が滑って落して本体が割れてああちょうどいいや開いたよ~ って感じだったかもしれませんね。
本体との出逢いはホントに不思議でした。あんなに今まで一度も行ったことがない場所にこのタイミングで行くってのは・・・
えっとですね、広島の記念館はもう今更ですけど、衝撃でした。こんなにも多くの方が亡くなり、その後もすごく多くの方が苦しんで・・ってのが改めて衝撃だったのです。あまりに悲しいです。

→ ←の柄が太いところに注目って、面白い着眼点ですね~ 確かにアノ矢印はちょっとすごい感じですよね。改めて見直したらなんかすっごい細長い家に見えてきた(笑)

あ、そもそもこのブログって、拾って来てすぐUPする訳でもない全然タイムリーでもなんでもない所なんで、UPしているどの記事にずっと遅れてコメントしてもらってもすごく嬉しいし、寧ろUPした中に気になったりした記事があればコメントいただくってのが本意なんでもうどんどんNO!タイムリーコメントをお願いします♪ そしてまたのコメント、楽しみしていますよ~









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