Canon EOS Kiss X2 + EF100mm F2.8L IS USMハイガイは関東には縄文時代(6000年位前)位までは棲息していましたが、以降
姿を見られなくなり、関西でも昭和中期頃までには姿を消し、現在の日本では
有明海の一部に棲息するのみらしいです。ということは、この写真に写ってる
物体は湘南の海で拾っているので、数千年前の化石のような物体ということに
なる筈で、何気に大変な凄い感じがします。何気に大変な浪漫な感じがします。
正直カテゴリを二枚貝にするのか化石にするのかで相当悩みました。
漢字で灰貝。殻を焼いて貝灰というモノを作っていたところからついた名前の
ようです。相変わらずハンパないやっつけ名前っぽい感じがいい感じ。
このハイガイ、冒頭で凄い!とか浪漫!とか騒いでますが、正直つい最近まで
全く興味がありませんでした。やたらに見かけるアカガイ系の貝殻に似ていて、
あまり拾い欲が沸かなかったからというかそんな感じだったのです。ところが
最近(これがホントに最近で、たった一ヶ月半位前のことです)、ゲッチョ先生
の「おしゃべりな貝」という本を読んでたら急激に拾いに行きたくなって仕方
なくなってしまい、急激に拾いに行こうと画策しました。手始めに、今までに
拾った中にこの貝が紛れているんじゃないか?とガサガサと探してみましたが、
一つもありませんでした。ホントに興味がなかったんだな・・・ では何処に
行けば拾えるのか? 取り敢えず、アカガイ系の貝殻が拾える所なら拾えるの
ではないか?と思い、手近な湘南の海岸に目をつけたのだった。 -- 完 --
続き…